有機塗料と無機塗料の違いとは?無機塗料の性質についてもご紹介します!



有機塗料と無機塗料の違いを説明することは素人にとっては難しいです。
今回は有機塗料と無機塗料の違いと無機塗料の性質について説明していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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□有機塗料と無機塗料の違い

アクリルやウレタン、シリコン、フッ素など一般的によく知られているこれらは有機塗料に分類されます。
これらの塗料は合成樹脂という有機物を使ってつくられる塗料のため、有機塗料と呼ばれます。

これに対して、無機塗料とは有機塗料に無機物を配合したものを指します。
名前から、有機物なしの塗料が無機塗料かと考えられがちですが、塗料は有機物なしではつくれません。

名称は違いますが、有機塗料も無機塗料も有機物からできています。
そのため、有機塗料の中でも、無機物を含んだものが無機塗料であると解釈していいでしょう。
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□無機塗料の性質

無機塗料のメリットは以下のことが考えられます。

1つ目は耐候性が高いことです。
耐候性は外壁塗装において耐久性とほとんど同じ意味と捉えて大丈夫です。


2つ目は汚れにくいことです。
無機塗料には親水性が高い、静電気が起こりにくい、防カビ・防藻性が高いという3つの特徴があります。
親水性が高いことは汚れを洗い流しやすいこと、静電気の起こりにくさは汚れが付着しづらいこと、防カビ・防藻性が高いことはカビや藻ができにくいことを指します。
この3つの特徴から無機塗料には汚れにくいという性質を持つと言えます。

3つ目は燃えにくいことです。
無機塗料には炭素が少なく、燃えにくいです。
無機塗料を採用することで家の耐火性を上げられます。
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無機塗料のデメリットは以下のことが考えられます。


1つ目はひび割れしやすいことです。
無機塗料は硬く、柔軟性がないため、ひび割れしやすいです。
無機塗料を採用する場合、壁材からひび割れしやすい状況なのか確認することが大切です。

2つ目はツヤが消せないことです。
ツヤが少ない無機塗料はありますが、ツヤがゼロのものはありません。
ツヤのある外壁は人によって安っぽいという印象を持たれてしまいます。

3つ目は塗装できない場所があることです。
素材や箇所によっては塗装ができない場合があります。
この原因として、無機塗料の種類がまだ少ないことが考えられます。
現在、木製の軒裏や屋根に無機塗料を採用できません。
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□まとめ

今回は有機塗料と無機塗料の違いと無機塗料の性質について説明しました。
それぞれの特徴をしっかり理解した上で自分のイメージした家に合う塗料を採用してください。
外壁や屋根のリフォームについてはぜひ当社にご相談ください。


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