屋根の塗装における防水塗料についてご紹介!



長く住み続けるためにも屋根の防水性をあげたいと考えている人は多いでしょう。
今回は屋根の塗装に使用される防水塗料について説明していきます。
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□防水塗料とは

防水塗料とは特定の塗料を差しているのではなく、高い防水機能とひび割れに追随できる機能を持った塗料のことを指す言葉として使われます。
ひび割れを追随することで、家の内部に雨水が浸入するのを防ぎます。
このひび割れを追随する機能を持つ塗料を弾性塗料と言います。
弾性塗料は他の塗料と比較して、弾力があり、柔らかいのが特徴です。

この特徴を持つことでひび割れを追随し、雨水の侵入を防げます。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素は防水塗料に分類されます。


アクリルは比較的安価で、一昔前に主流だった塗料です。
耐久性は他のものより低く、5年から6年ほどです。

ウレタンは弾力性、耐久性、密着性が優れている塗料です。
他の塗料よりも紫外線に弱く、変色しやすいことはデメリットと言えます。
耐久年数は10年ほどです。


シリコンは耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れています。
この点が評価され、現在最も使用されている防水塗料です。
他の塗料と比較して弾力性が低いことはデメリットでしょう。
耐久年数は10年から12年です。


フッ素は耐久性、耐熱性、耐寒性、耐水性の全てにおいて優れている塗料です。
その分価格は高いですが、それだけの機能を持っています。
耐久性はこの4種の中で最も長く、15年から20年ほどです。
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□防水塗装が使える屋根

防水塗装が使えるのは、陸屋根か屋上です。
屋上は人が上がっても問題ないように作られており、陸屋根は人が上がることを想定せずに作られたものです。
屋上と陸屋根はほとんど同じようなものと認識して大丈夫です。
通常の屋根には傾斜があり、内部に防水シートが貼られていることがほとんどです。

そのため、表面に塗装する塗料に高い防水性能は必要ありません。
また、防水塗料を塗る素材によって不向きであることもあります。
例えば窯業系サイディングボードに防水塗料は不向きです。
窯業系サイディングボードは蓄熱性が高いことと水蒸気を発する可能性があることが特徴として挙げられます。

一方、防水塗料は熱で柔らかくなるという特徴があり、防水性も高いです。
そのため、窯業系サイディングボードに塗装すると、熱で弾力性が失われ、発生した水蒸気の逃げ道がなくなり、塗装が膨らんでしまいます。

□まとめ

今回は屋根の塗装に使用される防水塗料について説明しました。
外壁や屋根のリフォームについてはぜひ当社にご相談ください。


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