屋根の葺き替えとは?かかる費用の相場もお伝えします!



屋根は常に雨風にさらされているので、放っておくと段々と劣化していきます。
そんな傷んだ屋根を生き返らせるメンテナンスが、「葺き替え」です。
この記事では、「屋根を直したい」と考えている方に、葺き替え工事とは何か、そしてかかる費用についてご説明します。
ぜひ参考にしてください。
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□屋根の葺き替えとは何か?

「葺く(ふく)」という言葉を日常的に使っている人はほぼいないでしょう。
ですから、「葺き替え」と言われても、一体何をするのかピンとこないという人も多いのではないでしょうか。
「葺く」とは、屋根を仕上げる行為のことを言います。

元々、住宅の屋根は草を被せることで仕上げていました。
「茅葺き」というのは、文字通り茅を被せて仕上げた屋根のことです。
現在茅葺き屋根はほとんどありませんが、瓦やコロニアル、ガルバリウム鋼板などで屋根を仕上げることを「葺く」と言っています。

そして、「葺き替え」というのは、古い屋根材を撤去し、新しいものに張り替えることを言います。
同じ種類の屋根材にも変えられますが、全く別の屋根材を葺くことも可能です。
また、屋根の状態によっては、屋根材だけでなくその下の防水シートや桟木(さんぎ)、更にその下の野地板を交換する必要が出てきます。
屋根の状態によって葺き替え費用は異なるため、自分の屋根の状態がどうなのか、詳しく知っておくことが必要です。
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□葺き替え工事の相場を説明します!

葺き替え工事の費用は、主に屋根の撤去、下地の補修、葺き替え、足場の設置、そしてアスベストの処理費用で構成されています。

屋根の撤去は大きな費用はかかりません。
屋根の種類にもよりますが、10万〜20万円に収まることがほとんどです。

屋根の葺き替えの際は、葺き替えた屋根がすぐに剥がれたり劣化したりするのを防ぐため、下地の補修をする必要があります。
この下地の補修が20万〜30万円ほどです。

下地を補修したら、いよいよ葺き替えです。
葺き替え費用は、屋根の材質によって大きく異なります。
最も高価な材質は瓦で、スレート、ガルバリウムの順に安くなります。
費用は40万〜100万円ほどです。

その他にも、葺き替え工事を行うための足場設置にも費用がかかります。
足場は組む大きさによって費用が変わります。
1平方メートルあたり600〜1000円ほどと考えておきましょう。

アスベスト処理費用がかかることもあります。
現在は発がん性物質であるアスベストの使用は禁止されていますが、規制前に建てられた家屋の屋根の葺き替えをする場合、アスベストの処理をしなければなりません。
家の屋根にアスベストが使われているかどうか、事前に確認しておきましょう。
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□まとめ

屋根の葺き替えについてお話ししてきました。
屋根が劣化すると、住環境は明らかに悪化します。
葺き替えの計画は早めに立て、どれくらいの費用がかかるのか、どのような屋根材を使用するのかも考えておきましょう。


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