屋根の瓦止めとは?かかる費用についてもお伝えします!



瓦屋根は耐久性が高く、現在に至るまで人気の素材です。

しかし、瓦は経年劣化によってずれることがあり、そのずれは雨漏りの原因になります。
この記事では、瓦を固定するための「瓦止め」と呼ばれる工事について説明していきます。
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□瓦止め工事とは?

瓦は耐用年数が非常に長い、丈夫な屋根材です。
ただし、長い年月紫外線にさらされることによって、瓦自体が歪んでしまい、瓦と瓦の間に隙間ができてしまうことがあります。
瓦止め工事とは、瓦をコーキングなどで固定し、瓦をずれにくくすることで、雨風に強くするための工事です。

コーキングを塗る方法は、「ラバーロック工事」「ラバーコーキング工事」「シリコン瓦止め工事」などの名称で呼ばれています。
また、瓦を固定する方法はコーキングだけでなく、「金属止め」や「ボンド止め」と呼ばれるものもあります。

瓦止めの際は、瓦の周囲を全てコーキングなどで塞いでしまうと、瓦の本来の機能である、雨を隙間から排出することができなくなります。
瓦を全て密封してしまえば、湿気が溜まり、屋根の下地である野地板が腐食してしまう恐れがあり、腐食がひどくなった場合、屋根の葺き替えの必要性も出てきます。
つまり、瓦止めとは、瓦本来の機能を保ちつつ、耐久性を上げるメンテナンスのことなのです。
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□瓦止め工事の費用を抑えるには?

瓦止め工事は、屋根のリフォームに分類されるため、助成金を受けられる可能性があります。
この項では、費用を抑えるための助成金について詳しく説明します。

瓦止め工事で該当する可能性のある助成制度は、「長期優良住宅化リフォーム事業」です。
瓦止めをすることで、耐震性や耐風性に優れた建物になります。
自然災害が多い日本において、耐震性や耐風性が高い建物は非常に価値があります。
そのため、「長期にわたって使用できる建物を建ててくれてありがとう」と助成金が支払われるのです。

具体的には、屋根工事に必要な費用の3分の1が補助金として給付されます。
ただし、限度が100万円に設定されているため、瓦止めに加えて大幅な屋根工事をお考えの方は気をつけましょう。
その他にも、建物が居住用であること、工事前に申請すること、税金の滞納がないことなどの条件があるため、しっかりと確認しておいてください。

□まとめ

屋根の瓦止め工事についてご説明しました。
瓦の劣化によって、住環境は大きく悪化してしまいます。
劣化の前に、早めに手を打つことを心がけてください。
屋根についてご相談がある方は、ぜひ当社にご相談ください。


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