屋根の遮熱塗料について詳しく解説!電気代の節約に役立ちます!



夏の間は家が暑いために、遮熱塗料の導入を検討している方はいらっしゃいませんか。
また、遮熱塗料にするとエアコンの電気代を抑えられるという話を聞いて、導入を検討している方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、屋根の遮熱塗料について詳しく解説します。
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□遮熱塗料で電気代を節約しよう!

遮熱塗料とは「高日射反射塗料」とも言い、太陽の光を通常の塗料よりも多く反射できる塗料のことを言います。
日光に含まれている紫外線を塗膜が吸収すると熱になり、夏の炎天下では屋根の表面温度が80度まで達すると言われています。


屋根の表面がここまで熱くなってしまうと、室内も同様に暑くなってしまうでしょう。
そのため、室内の温度上昇を防ぐためには、屋根の表面温度を抑えられる遮熱塗料を使うことをおすすめします。


塗料メーカーが真夏に行った実験では、遮熱塗料を使用した際に、屋根の表面温度が最大10度以上、室内温度が最大3度以上、それぞれ温度を抑えられたという結果が出ています。


室温上昇を抑えられれば、その分エアコンの設定温度を上げられますね。
室内温度を1℃下げるだけで、エアコンの費用は10パーセント程度削減できるとも言われています。
地球環境にも優しいので、自治体によっては遮熱塗料を使った場合に助成金が受け取れるケースもあります。

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□「遮熱塗料は効果が薄い」って本当?

遮熱塗料の口コミでは、「あまり効果がない」と書かれてしまっていることもあります。
なぜこのように言われてしまうか、3つの理由について解説します。


1つ目は、耐用年数やグレードによって性能にばらつきがある点です。
例えば、アクリル系は6年、ウレタン系は8年~10年に耐用年数が設定されています。
同じ遮熱塗料の中にも性能を感じやすいものから感じにくいものまで、さまざまな種類があります。


2つ目は、遮熱効果が低い点です。
遮熱塗料は輻射熱の反射率が60%から80%前後と言われており、塗料単体だけでは遮熱効果を十分に得られない場合もあります。


一方で、遮熱シートと合わせることで、輻射熱の反射率が97%程度まで上昇するケースもあります。


3つ目は、塗り直しが必要な点です。
遮熱塗料は通常の塗料よりも遮熱という機能が付与されているので、その分コストがかかってしまいます。
これに加え、遮熱塗料の中には耐用年数が短いものも多く、遮熱効果を維持するためには、練り直しを何度も繰り返す必要があります。
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□まとめ

遮熱塗料は太陽光を一般的な塗料よりもたくさん反射できるために、屋根表面の温度や室温の上昇を抑えられる塗料です。
このおかげで、エアコンの電気代の節約もできます。
一方で、塗料のグレード単体だけの遮熱効果の低さ、塗料の塗り直しが必要な点から、効果が薄いと言われてしまうケースもあります。
ご自身が求める性能を実現するためにも、必要事項をしっかり調べてから導入を検討しましょう。
遮熱塗料の屋根塗装を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。


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