屋根の水切りは重要?役割や種類に関して解説します!



屋根の水切りは、住宅の耐久性を保つ上で欠かせない構造です。
水切りは定期的なメンテナンスが大切です。
そこで、今回は、水切りの果たす役割と種類について解説します。
築年数が古い家や劣化が生じている家にお住まいの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

□屋根の水切りが果たす役割とは?

屋根の水切りは、雨水の侵入を防ぐために設置します。
基本的に、屋根と外壁の間や軒先、屋根の接合部分に取り付けられます。
水切りには使用する場所に応じて、様々な種類があります。
水切りを使用することで、雨水の侵入を防ぎ、屋根の下地にある木材や合板の劣化を防げます。
それにより建物の耐久性を保てます。


しかし、雨風にさらされ傷みやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
20年程に一度のメンテナンスをおすすめします。
費用はかかりますが、劣化した状態でそのまま放置しておくと、更に劣化が進行し、他の部分の劣化も進みます。
結果として、更に高額な費用が必要となるため、早めの発見と工事が大切です。

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□屋根の水切りの種類について

1. 谷板金


屋根の面同士の接合面を谷と呼びます。
屋根上の雨水や雪を集め、排水する機能を果たしています。
雨水や雪を流すために、屋根で最も雨漏りがしやすい部分です。
そこで、谷板金を設置することで、雨水を上手く排出できます。
傷みやすいため、定期的なメンテナンスが大切です。

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2. 軒先水切り


外壁より外側に出ている部分が軒先です。
流れてきた雨水が集まる場所であり、劣化や雨漏りがしやすい部分となります。
軒先水切りを設置することで、流れてきた雨水を雨樋に伝え、軒先に水が溜ることを防げます。

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3. ケラバ捨て水切り


ケラバは、屋根の側面で外壁から突き出た部分のことを指します。
ケラバは2種類の瓦からできています。
しかし、強い雨や風の際、その瓦の間に、雨水が侵入することがあります。
ケラバ捨て水切りを取り付けることで、これらの間に雨水が浸入し、屋根内部の構造が劣化したり、雨漏りが発生したりすることを防げます。

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4. 壁止まり板金


屋根と壁が接着している部分を壁止まりと呼びます。
壁止まり板金は、壁と屋根の間の隙間に雨水が通ることを防ぎます。

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□まとめ

水切りは雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を保つ役割を果たします。
水切りには、種類があり、使用する場所によって使い分けます。
住まいで雨漏りが生じている場合は、水切りの修理や設置をおすすめします。
水切りの設置や修理をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。


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