防水加工に適した屋根とは何か?かかる費用も詳しくご紹介します!



建物の屋根や屋上は、建物内に雨水が入るのを防ぐ役割があるため、建物の中でも重要な部分になります。
しかし、紫外線や雨風を最も受けやすく、建物の中でも劣化が激しい場所でもあるため、屋根の防水加工は必要な要素となるでしょう。

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□屋根の防水加工をする理由とは何か?

屋根の防水加工とは、雨漏りを防ぐ仕組みをつくり、建物を守るために行われる工事です。
具体的な防水工事としては、建物の屋根や屋上からの雨漏りを防ぐための防水層をつくり、ビルや工場のような勾配の無い屋根であっても防水層があることで、建物内に雨水が浸水する可能性を格段に低くできるようになります。

*防水層とは

防水層とは、ビルや工場、大型マンションなどの傾斜の無い屋根や屋上のある建物の防水のために設置される膜のようなものです。
その防水層の上に、さらに防水層の表面を保護するためのトップコートと呼ばれる保護膜を取り付けることで、屋根や屋上の防水機能を向上させます。


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*防水加工を行う理由

防水加工は、建物全体の劣化防止、設備の故障や漏電を防ぐことを目的に行います。
防水層が劣化すると雨水が建物内に侵入するため、建物の構造に使われる鉄筋や木材が腐食し、建物全体の耐久力が低下してしまいます。
また、雨漏りによって漏電し、設備の故障を招く恐れもあるため、防水加工は必須です。

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□防水加工にかかる費用はどのくらいなのか?

防水加工にかかる費用は、屋根や屋上の構造、防水工事の方法によって価格は変動します。
防水加工に使用される素材の1平方メートルの費用相場は、シート防水は約5000円、FRP防水は約8000円、ウレタン防水は約6000円が目安となっています。

住宅の構造によっては大きく相場が異なる可能性もあり、工事で足場を設置する場合には、追加で10万円ほどの費用がかかることを想定しておきましょう。
また、耐用年数によっても補修費用にかかる費用が変わることも考慮しましょう。
ウレタン防水は耐久性が低いため、8年ほどで部分的な補修が必要になる場合もあります。


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□まとめ

雨漏りを防ぐ仕組みをつくるため、傾斜のない屋根ほど防水加工が必要だとご紹介しました。
防水加工は、屋根1平方メートルあたり5000円から8000円ほどが費用相場となっており、住宅によっては足場代がかかるということを考慮しておきましょう。
また、定期的な屋根のメンテナンスが必要ということも理解しておくことが大切です。


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