外壁塗装による定期的なメンテナンスは必要ない?



経年劣化で住宅の外壁に傷や汚れが見られるようになって、外壁塗装を勧められた経験はないでしょうか。
外壁の見た目が悪いだけで別に塗装をするまでもないと思うかもしれませんが、基本的に外壁塗装は長く住宅に住むうえで必要な要素になります。
そこで今回は外壁塗装の必要性についてご紹介します。


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□外壁塗装は必要ないのか?

結論から言うと、基本的に住宅において外壁塗装は必要なことであり、定期的なメンテナンスとして外壁を塗り直す必要があります。

一般的に経年劣化によって外壁に塗装された塗料は剥がれ落ちていき、汚れや傷が目立つようになります。
塗料の劣化を放置しておくと外壁の見た目が悪くなることに加えて、何より恐ろしいのが住宅の劣化をより早めるリスクに繋がります。

と言うのも、外壁の汚れや傷は、外壁の防水性が低下している証拠でもあるからです。
この状態を放置しておくと外壁材の中に雨水が浸透していき、外壁材の劣化や腐食を進めてしまいます。
雨水の浸透を放置したままにしてしまうと、外壁材だけでなく住宅全体の耐久性を大きく低下させてしまいます。

雨漏りやカビの発生、シロアリの発生などは住宅の本来の寿命を縮める原因となりかねません。
これらのリスクを回避するため、外壁の防水性を高め、長く住まいに住み続けるためにも定期的な外壁塗装のメンテナンスを行うことが大切です。



□外壁塗装が必要ない外壁材について

先ほど基本的には住宅の外壁塗装が必要であるとご紹介しましたが、外壁の素材によっては例外的に外壁塗装を行わなくても問題ない場合があります。
外壁塗装の必要がない素材は以下の3種類となります。

・タイル
・レンガ
・樹脂系サイディング


タイルやレンガ材を使った外壁は、粘土や鉱石を焼き固めてつくるため、表面の劣化しにくく耐水性が非常に高いです。
そのため、外壁塗装を行わなくても高い耐久性で長く住むことができます。


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近年ではタイルやレンガを採用している住宅はなかなか見かけなくなりましたが、比較的普及している樹脂系サイディングの外壁も耐水性が高い素材であるため、外壁塗装は不要です。
注意点としては、樹脂系サイディングの外壁は耐用年数自体が短いため、耐用年数以上の期間を住み続ける場合は改修工事が必要になります。


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□まとめ

耐水性を保持し劣化を防止するため、基本的に住宅の外壁材には外壁塗装を行わなければなりません。
塗料の劣化を放置して外壁塗装をしないと、雨漏りやシロアリ発生の原因になる可能性があります。
例外として、タイルやレンガ、樹脂系サイディングの外壁材を取り入れた場合は外壁材塗装を行わなくとも問題なく住むことができます。


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