雨漏り対策に瓦の隙間を埋めるという方法があります!



長年住宅に住んでいると、経年劣化によって雨漏りが生じてしまう場合があります。
雨漏りの原因は住宅の隙間からの雨水の侵入によるものがほとんどです。
今回は、雨漏りが生じてしまう原因である隙間のうちの、屋根の隙間からの雨漏りとその対策についてご紹介します。

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□瓦の隙間を埋めると雨漏り対策になる!

雨漏りの原因として多いのが屋根の隙間です。
住宅の屋根は何枚もの瓦や粘板岩を薄く板状に加工したスレート材、金属状の屋根板材などを重ね合わせて敷いているため、必ず屋根には隙間ができてしまいます。

防水対策として、屋根の隙間から入り込んだ雨水はあまじまいと呼ばれる仕組みがあり、屋根の1段下の部分から雨水が排水される構造があらかじめ屋根そのものに組み込まれています。
また、あまじまいの仕組みが施された屋根材のさらに下部にはルーフィングと呼ばれる防水加工が施されたシートが設置されています。


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そのため、基本的には屋根材から雨水が侵入したとしても防水シートの上を伝って、屋根外へ排出されます。


しかし防水シートへ大量の雨水が直接流れ込んでしまうと、防水シートの固定面の僅かな隙間から雨水が侵入してしまいます。
雨漏りで最も気を付けなければならない点は、屋根材と防水シートの間の隙間ということになります。
この隙間に気を付けることで雨漏りは防げるでしょう。


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□瓦の隙間を埋めることで屋根の補修が可能です

雨漏りの原因となる屋根の隙間を補修するには、3種類の方法があります。


・屋根塗装
・一部屋根の補修や差し替え
・屋根リフォーム


屋根材に傷や隙間がなければ、屋根塗装だけで補修が可能です。
屋根塗装を行うことで屋根材表面の塗膜を更新し、防水機能を向上させます。
屋根の塗装がしっかりできてないと、屋根材に雨水が侵食してしまい植物が繁殖してしまったり、表面が割れたり、錆びてしまう可能性が高くなります。

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屋根材の一部に割れ欠けが生じていた場合は、コーキングによる補修か屋根材の差し替えが必要になります。
長く住宅に住んでおり屋根の耐用年数を超えてしまっていたら、屋根の全面リフォームが最適という場合もあります。


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□まとめ

雨漏りの原因は、屋根に使用される瓦や金属板などと屋根材の間に雨水が侵食してしまうことや、屋根材と防水シートの間に侵食してしまうことが挙げられます。
屋根の雨漏り対策として、定期的な屋根のメンテナンスが必要になります。
屋根塗装や屋根の張り替えを検討しながら、雨漏りが生じる前に対策しましょう。


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