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屋根の色を事前にシミュレーションするメリットとは？

• 投稿日：2023年 10月11日
  
• テーマ：一級塗装技能士の屋根外壁リフォームお役立ちブログ

皆さんは、外壁や屋根の塗装前に色のシミュレーションをしたことがありますか。

安い費用ではない塗装。
色を塗った後に思った色じゃなかった、と後悔したくないですよね。
後悔しないためにも、色のシミュレーションがおすすめです。

今回は、シミュレーションのポイントを紹介します。

□屋根塗装の色をシミュレーションするべき理由

塗装の色をシミュレーションすることを、「カラーシミュレーション」といいます。
ご自分のスマートフォンやパソコン上でできる簡易的なものと、施工店が実際の建物のイメージを使って行う本格的なものがあります。

簡易的なものは、多くの塗料メーカーや建設会社のホームページで無料で試せます。
用意されたパターンを用いていろいろな組み合わせを試してみましょう。
実際にその建設会社で取り扱っている塗料がデータ化されているので、選んだ色を正確に伝えられます。

本格的なものは、新築の場合は設計図を、リフォームの場合はその建物の写真をデータ化し、コンピューターに取り込みます。
そして屋根や外壁の色をイメージ化できます。

カラーシミュレーションを行うことで実際の塗装イメージを確認できるため、塗装後の後悔をなくせるでしょう。

□シミュレーションで気を付けるポイントとは？

＊モニターや環境によって色の見え方が変わる

同じ写真を違うスマートフォンで見たときに色がちょっと違う、と感じたことはありませんか。
同じように、カラーシミュレーションも画面の明るさや設定環境によって見え方に違いが生じます。

印刷して色を確認する場合も、使う紙やプリンターの種類によって色の出方が変わります。

＊面積によって色の見え方が異なる

同じ色でも、面積が多くなるとより明るく見えます。
そのため、色見本ではいいと感じた色でも、カラーシミュレーション上では好みの色になっていないことがあります。

＊質感がわからない

実際の塗料には、艶あり、艶なしがあります。

ですが、その質感や光沢をカラーシミュレーションで表現するのは困難です。
そのため、質感については色見本でしっかりと確認しておきましょう。

□まとめ

屋根塗装を行うときには、カラーシミュレーションをするのをおすすめします。
カラーシミュレーションを行うことで、塗装後の後悔を少なくできます。

ただし、モニターによって色の見え方が多少異なったり、質感がわからなかったりします。
カラーシミュレーションと色見本をうまく活用し、屋根塗装に使う色を見つけましょう。