トタンとガルバリウムの違いを解説します!



トタンとガルバリウム鋼板の違いをご存じですか。
同じ金属屋根ですが、実は特徴が大きく異なります。
そこで、今回はトタンとガルバリウム鋼板の違いとガルバリウム鋼板の注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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□トタンとガルバリウム鋼板の違いとは?

*トタン

トタンは、昔の家によく使用されていた屋根材です。
瓦に比べて施工しやすく、費用も安いのが理由でよく使用されていました。
重さも軽量であるため耐震性が高く、継ぎ目も少ないので雨漏りしにくいです。

しかし、耐久性が低いというデメリットがあります。
耐用年数は10から20年とされていますが、サビに弱いため、10年経たずに屋根がサビ始めてくる可能性があるでしょう。

また、断熱性、防音性も共に低いため、機能性が期待できません。
そのため、現在の家ではあまり使用されていない屋根材です。
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*ガルバリウム鋼板

現在では、金属屋根ならガルバリウム鋼板と言われるくらいに流通しています。
トタンと似ており、施工しやすいのが特徴です。
軽量であるため、耐震性も高いです。


トタンと異なる点は耐久性です。
耐用年数は20から30年とされています。
また、サビに強いのが特徴です。
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□ガルバリウム鋼板を勧められた時の注意点とは?

1つ目は過剰な売り文句に注意することです。
メンテナンスが不要、夏に暑くならない、サビないなどといった過剰な売り文句には注意しましょう。
どんな屋根材でも定期的な点検、メンテナンスは必要になります。

また、遮熱塗料が使われていて暑くなりにくいとはいえ、薄い金属です。
表面に何を塗っていてもやはり暑くはなります。

2つ目はガルバリウム鋼板でのカバー工法は特別安いわけではないことです。
よくガルバリウム鋼板でのカバー工法をおすすめされます。
元の屋根材をはがさなくても良いから工期も短くて費用が安いと言われます。

しかし、そんなことはありません。
金額も工期もあまり変わらないのが現実です。
むしろ葺き替えの方が安い場合もあります。

勧められるのを鵜呑みにするのではなく、工法ごとの費用をしっかりと比較して検討するようにしましょう。

ガルバリウム鋼板は意外に材料費がかかりますし、施工費も割高になっています。
ガルバリウム鋼板だから安いと思わずに費用検討を慎重に行いましょう。

□まとめ

トタンとガルバリウム鋼板の違いをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事について何かご不明の点があればお気軽にご相談ください。



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