縦に板金を敷いて屋根を葺いていく方法の立平葺きの種類とメリットについて紹介!



立平葺きとは金属屋根の葺き方の1つであり、一枚の板を縦に葺いて作った屋根のことです。
しかし、一口に立平葺きと言っても様々な種類があります。
この記事では、立平葺きにはどんな種類があるのか、どんなメリットがあるのかを解説します。

□立平葺きの種類をご紹介!

立平葺きにはどのような種類があるのでしょうか。
大きくハゼ葺きと嵌合式(かんごうしき)に分けられます。

ハゼ葺きは、板金の横端に折り曲げる余裕を作って、隣あう板金と重ねて、曲げて固定する施工方法です。
一方で嵌合式は、板金の横端が菱形になっていて、隣あう板金の菱形部分に菱形を重ねて嵌め込んでいく方法です。

□立平葺きの魅力をご紹介!

立平葺きには他の工法と比較してどのようなメリットがあるのでしょうか。
この記事では「施工コストを抑えられる」「工期が短い傾向にある」「軽量で耐震性が高い」「メンテナンスしやすい」という4つの魅力をご紹介します。

1つ目の魅力は、施工コストを抑えられることです。
一般的に金属屋根は他の屋根に比べて、施工費用が安いです。
瓦や天然スレートと比べると、材料費が安価であることに加えて施工難易度もそれほど高くないからです。

そのため、コストを抑えて屋根のリフォームがしたいとお考えの方にはうってつけの方法だと言えるでしょう。

2つ目の魅力は、工期が短い傾向にあることです。
瓦の場合は、職人が一枚一枚丁寧に貼り付けを行わなければなりませんから、施工に時間がかかります。
一方で、立平葺きはあらかじめ組み立てられた板金を屋根に設置するだけで完了するので、工期が短くなりやすいです。

3つ目の魅力は、軽量で耐震性が高いことです。
立平葺きは軽量なので、建物に与える負担は小さいです。
重量負担が小さくなるため、同時に耐震性も高まります。

屋根の重量が大きくなればなるほど地震が起こった際の揺れが大きくなりますので、屋根の重量は重要です。

4つ目の魅力は、メンテナンスしやすいことです。
立平葺きでは、出っ張りの部分に垂木と呼ばれる木材を使用しないため、雨が降っても腐食が起きにくいです。
メンテナンスが簡単で、メンテナンス費用が抑えられることがメリットとして挙げられます。

□まとめ

立平葺きの種類やメリットをご紹介しました。
立平葺きは、お財布にも優しいですし、性能も高いです。
施工コストを抑えてコストパフォーマンスを高めたい方、耐震性を高くして大きな地震に備えたい方はぜひ立平葺きを検討してみてください。


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