屋根カバー工法とは?屋根カバー工法ができない条件も知っておこう!



屋根リフォームをご検討中の際、屋根葺き替え工法と屋根カバー工法のどちらにするか迷う方が多く見られます。
屋根カバー工法では、工期の短縮や低コストにすることが可能です。
しかし、屋根カバー工法が採用できない屋根条件もあります。
この記事を見て、屋根カバー工法に関して理解しておきましょう。


R202304080001000001.jpg


□屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上から新たな屋根材をのせてカバーしていく屋根リフォームのことを指します。


G20230408000000002.jpg


*屋根カバー工法のメリット

1つ目は、「費用が抑えられること」です。
屋根葺き替え工事では、現在の屋根材を取り除き、処分する必要があります。
一方で、カバー工法では屋根を取り除くための費用と処分費用を削減できるため、工事の費用を抑えられます。


G20230408000000004.jpg


2つ目は、「施工期間を短縮」です。
屋根を撤去する作業が不要となるため、工期が短くなります。
目安は7~10日間ほどです。
人の出入りや騒音によるストレスをなるべく軽減できます。


G20230408000000001.jpg


3つ目は、「防音性や断熱性の向上」です。
既存の屋根と新しい屋根の2重の屋根構造となるため、防音性や断熱性が高まります。
雨や風の音を抑えられたり、冬の厳しい寒さから家の中を守ったりできます。

G20230408000000005.jpg



*屋根カバー工法のデメリット

屋根カバー工法のデメリットは重量が大きくなることです。
既存の屋根材に加えて、新しい屋根材の重さが加わります。
そのため、少し地震に弱い構造となります。
なるべく、軽い屋根材を検討することをおすすめします。


□屋根カバー工法ができない条件とは?

メリットの多い屋根カバー工法ですが、適用できない条件もあります。

瓦屋根
屋根カバー工法を使用する際は、屋根面がフラットな状態でなければなりません。
しかし、瓦屋根は波の形状であるため、カバー工法が行えません。
また、重量も大きいのも適用できない1つの理由です。


劣化が進んでいる屋根
屋根の劣化が進んでいる場合、屋根下地も傷んでいる可能性が高く、屋根カバー工法ができません。


1度屋根カバー工法をしている屋根
1度目の屋根カバー工法で、2つ屋根の重さが家に加わっています。
更に行うと、新たな屋根材の重さが加わることになり、家に大きな負担がかかります。
耐震性が弱くなるため、2度目のカバー工法はできません。


G20230408000000000.jpg


□まとめ

屋根カバー工法は、既存の屋根材に新しい屋根材をのせる施工方法のことを指します。
工期の短縮や費用を抑えられます。
しかし、適用できない屋根条件もあるため、事前に確認しておきましょう。
屋根カバー工法をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。


お問い合わせ

contact

外まわりのお悩みは出雲一の外装マニアにご相談ください!
  • 0120-77-4049
  • メールで問い合わせ
  • WEBからお見積もり
  • いますぐLINE相談