屋根瓦の種類はどのくらいある?それぞれの特徴について解説します!



屋根瓦は、和風の家だけでなく、洋風の家でもよく用いられる屋根材です。
屋根瓦には重いイメージがあるかも知れません。
屋根リフォームを検討の際は、屋根材の種類や特徴に関して理解しておくことが大切です。
そこで、今回は屋根瓦の種類とメリットに関して解説します。

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□屋根瓦の種類について

屋根材として使用される瓦の大半は陶器瓦です。
ひと昔前には、安く大量生産できる理由からセメント瓦が多く用いられていました。
しかし、壊れやすいため、現在ではあまり使用されていません。

*粘土瓦

粘土瓦とは、粘土を成型して、高温で焼き上げたものです。
粘土瓦には、陶器瓦といぶし瓦などがあります。
陶器瓦は焼き上げる前に釉薬をかけて、色を出して作られます。
多様な色合いがあり、変色が生じにくいのが特徴です。

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一方、いぶし瓦とは釉薬を使用せず、瓦の焼き上げの最後にいぶして、色を出します。
時間が経つと変色が生じますが、味として楽しむこともできます。
粘土瓦には、耐用年数が60〜100年と長いというメリットがあります。
半永久的でメンテナンスの手間が省けます。
しかし、いぶし瓦では少し短くなります。

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*セメント瓦

セメント瓦はセメントを材料として作られます。
安価で大量に生産できるというメリットがあります。
しかし、色褪せが早く壊れやすいため、現在ではあまり使用されていません。

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□屋根瓦のメリットとは?

1. 部分的な修理が可能である

雨や強風により、瓦の一部分が壊れたとしても、その部分を交換するだけで修理が完了します。
そのため工事の手間を省き、コストも削減できます。


2. 耐久性が高い

屋根瓦は丈夫で耐久性が高く、メンテナンスの手間を省けます。
古代の遺跡などから土器や陶磁器が発見されていることからも、瓦の丈夫さが分かります。
また、色褪せもしにくいため、長持ちします。


3. 断熱性・防音性が高い

屋根瓦は空気層を多く含み、外の熱が伝わりにくくなります。
そのため、他の屋根構造に比べて、断熱性が高くなります。
また、同様の理由で防音性も高く、豪雨や強風の際も、音を緩和できます。


4. デザイン性の高さ

屋根瓦では、他の屋根材と比較して、豊富な種類があります。
日本の伝統的なデザインから、近代的なスタイリッシュなデザインまで幅広くあります。
特に、陶器瓦では様々な色合いの中から選択できます。



□まとめ

屋根瓦には、粘土瓦やセメント瓦などがあります。
屋根瓦は他の屋根材と比較して、耐久性や断熱性・防音性が高いというメリットがあります。
また、部分的な修理も可能なため、メンテナンスの手間を省き、コストも抑えられます。
屋根リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。


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