屋根の防水加工に使用される材料とは?材料の種類についてご紹介します!



屋根防水や屋上防水とは、マンションやオフィスビルなどの傾斜のない平面屋根に防水加工を施す工事のことです。
防水加工に使われる材料によっては、費用や耐久性、メンテナンスの頻度が異なります。
今回は、屋根の防水加工に使用される主な材料と、材料ごとの施工方法をご紹介します。


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□屋根の防水加工に使用される材料とは?

*シート防水

シート防水には塩化ビニール防水とゴムシート防水の2種類があります。

塩化ビニール防水は、オゾンや紫外線、雨風などに対する耐久性が高いものです。
ゴムシート防水は、伸縮性や柔軟性が高いためどのような下地であっても対応しやすく、安価に施工できるため、コストパフォーマンスに優れています。


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*塗膜防水

塗膜防水とは、防水機能のある塗料を表面に塗り、防水機能を高めることです。
ウレタン防水とFRP防水の2種類の塗膜防水が存在し、ウレタン防水は液体の防水塗料を使用するため、どのような形状の屋根にも対応できます。
FRP防水は、繊維強化プラスチックと呼ばれる素材を表面に塗装し、防水加工をします。


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*アスファルト防水

アスファルト防水とは、合成繊維の布にアスファルトを浸み込ませたシート状のものを貼り重ねることで、防水層をつくる防水工法です。
防水性が高く、防水層に厚みがあるため耐久性も高く、施工時の不具合が発生しにくいという点があげられます。


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□材料ごとの施工方法とは?

シート防水は、均一な防水シートを接着工法と機械的固定工法で施工します。

接着工法では、防水シートの裏面に接着剤を塗って屋根に貼り付けていきます。
機械的固定工法は、シートの下に緩衝材を敷き、屋根に固定して取り付ける工法です。

ウレタン防水は、液体の防水塗料を屋根の表面に塗っていき、継ぎ目のない表面の防水層をつくります。

FRP防水は、液体の樹脂を表面に塗り固めて防水層をつくるため、他の工法に比べて仕上がりに時間がかかります。

アスファルト防水は、熱工法とトーチ工法の2種類があり、熱工法は熱したアスファルトを屋根に密着させ、急速に冷え固めることで防水層をつくる工法です。
トーチ工法は、アスファルトの表面をあぶり溶かしながら、屋根に張り付けていく工法となります。

□まとめ

屋根の防水加工にはさまざまな種類があり、素材ごとに耐久年数やメンテナンスの頻度などが大きく異なります。
初めて屋根の防水加工を依頼する方だけでなく、今後屋根のメンテナンスを行う予定の方は、どのような素材が使われているか確認しておきましょう。


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