屋根の雨水の排水はできていますか?適切にできていないとどうなるのかご紹介!



日本に住んでいる以上、梅雨や集中豪雨による雨漏りの危険性と常に向き合わなければなりません。
そのため、住宅において、屋根の排水設備は重要です。

今回は、屋根の雨水の排水方法と雨漏りが発生してしまった際の対策をご紹介します。



□屋根の雨水の排水のしくみとは?

屋根の雨水の排水方法は、屋根の勾配を最大限利用して雨水を排水する方法が代表的です。
重力で雨水が屋根の勾配に沿って流れ落ちることで排水できる仕組みになっています。


工夫すべきポイントとしては、玄関側に雨水が流れないようにすることです。
玄関上に雨水の排水溝があると、雨が上から落ちてくることになるので、玄関の出入りにおいて非常に不便になります。
そのため、屋根の構造に工夫を設けることで雨水の流れを制御するようにしましょう。


具体的な方法とを紹介します。
1つ目は、玄関の上にあたる屋根の斜面に三角の小屋根を付けることです。
こうすることで、左右に雨水の流れをつくれます。


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2つめは、片流れ屋根を採用することです。
傾斜の上側にあたる壁に玄関を設置することで、玄関に雨が落ちにくくなります。

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□排水がうまくできないと雨漏りの原因となる

屋根材の破損や剝がれ、防水シートの劣化によって屋根の排水の流れが乱れてしまい、上手く排水ができなくなってしまう場合があります。
また、屋根の劣化も雨漏りの原因に繋がります。


雨漏りの放置は、建物の耐久性の低下やカビや汚れによる健康被害にもつながります。
雨漏りが発生したのを確認したのであれば、早急に修理を依頼するようにしましょう。


修理の依頼をしたら、修理の日までは応急処置を行って雨漏りの拡大被害を抑えてください。
バケツやタオル、ブルーシートなど身近にあるもので簡単に応急処置が行えます。


ます、雨漏りが生じている箇所の下にバケツといった容器を設置します。
そして、水が容器の外に飛び散るの防ぐために、中にタオルや雑巾を敷きましょう。
この応急処置だけで、雨漏りによる部屋の二次災害を抑えることができるでしょう。


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雨漏りの発生箇所が分からなくても、屋根にブルーシートを設置することで一時的な応急処置になります。


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□まとめ

屋根による雨水の排水は、屋根の傾斜によるものが大きいと分かりました。
そのため、屋根による排水が上手くできないと雨漏りが生じてしまう原因となる可能性が高いです。
雨漏りに気づいたら今回ご紹介した応急処置で対応しつつ、修理業者に依頼しましょう。


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