屋根防水の機能を持つ材料にはどのような種類があるのかご紹介します!



住宅の屋上では必ず、防水加工工事が行われます。
防水加工が無かったり不十分だったりすると雨水が浸み込んでしまい、雨漏りの原因に繋がりかねません。
屋根の防水加工にはいくつか種類があり、その1つに塗膜防水という方法があります。
今回は、屋根防水に使用される塗膜防水についてご紹介します。

□屋根防水には塗膜防水が使われる

塗膜防水とは、液状塗料の下地を塗装することで防水加工を施す防水加工です。
液状の塗料には、FRPとウレタンの2種類の材料があります。
塗料に使用される材料については次章でそれぞれの特徴ごとに詳しくご紹介していきます。

塗膜防水の特徴としては、どの材料でも耐用年数は5年から15年ほど持ち、さらに施工費用を少なく済ませられることが挙げられます。
また防水効果のある塗料は液状であるため、どのような形状の屋根であっても施工しやすいことも特徴の1つです。

加えて、塗膜防水は重ねての塗り直しが可能なため、別の防水材の上からでも問題なく防水加工を行えます。
定期的なメンテナンスに関しても、耐用年数の期間内で塗り直しを行うことで防水機能を保持し続けられます。

□塗膜防水に使用される材料の種類

先述の通り、塗膜防水の施工にはウレタンとガラス繊維強化プラスチック、通称FPRの2種類の防水素材があります。

*ウレタン防水

ウレタン素材を使用した屋根の防水加工は、最もスタンダードな施工方法です。
施工方法としては、液体のウレタンを複数回塗り重ねて、塗膜による防水層を作ることで屋根に防水機能を持たせます。

ウレタンによる防水加工は、複雑な形状の屋根だったとしてもつなぎ目のない防水膜を作れることや、施工行程が単純化されているため施工期間が短く済ませられることが特徴です。
そのため他の施工方法に比べて、比較的低コストで施工工事を行えます。

*FRP防水

FRPを使った防水加工は、防水層を5層作ることで屋根に防水効果を付与させます。
素材自体が非常に軽量であり、耐水性、耐久性が高いことが特徴です。
また施工期間も1日から長くとも2日ほどで完了します。

□まとめ

屋根防水には塗膜防水と呼ばれる防水加工があり、ウレタンやFRPなどの液状の塗料が塗膜に使用されます。
塗膜防水は基本的に防水効果のある塗料を上から塗装するため、どのような形状の屋根にも対応でき、定期的なメンテナンスも行いやすいのが特徴です。
塗膜防水のそれぞれの種類と特徴を理解して、ご希望の防水加工を選んでください。


お問い合わせ

contact

外まわりのお悩みは出雲一の外装マニアにご相談ください!
  • 0120-77-4049
  • メールで問い合わせ
  • WEBからお見積もり
  • いますぐLINE相談