コーキングの硬化時間と雨の関係性を解説します!



「コーキングって何時間くらいで固まるの」「もう普通に触って良いのかな」と疑問に感じたことはありませんか。
正しいコーキングの方法を学ぶことで、防水性や耐久性を高められますが、そのためにはコーキング材の硬化過程を正確に理解し、適切な時期に作業を行う必要があります。

本記事では、コーキングの硬化プロセスとその段階、種類別の硬化時間、さらには雨天でのコーキング作業への影響について解説します。

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□コーキングの硬化プロセス?知っておくべき基本と時間について解説!

コーキング材は施工直後、ペースト状の柔らかい状態から始まります。
この時期は、材料がまだ形を保てるほど柔軟であり、目的の箇所に正確に適用できます。


しかし、この柔らかさは永遠に続くわけではありません。
コーキング材は外気に触れることで徐々に硬化し、その機能を発揮します。
硬化プロセスは大きく分けて3段階に分類されます。


まず、表面が乾燥し始め、軽い触れ合いに耐えられる「表面硬化」が起こります。
次に、より深い層が固まり、「被膜硬化」状態に達します。
この段階では、水回りの使用や塗装作業が可能です。
最終的には、「完全硬化」状態に達し、材料は最大の強度を発揮します。


コーキング材の種類によって、これらの硬化プロセスにかかる時間は異なります。
シリコン、変性シリコン、ウレタンなど、一般的なコーキング材それぞれについて硬化時間を理解することは、作業計画を立てる上で非常に重要です。


また、気候や季節による影響も考慮に入れる必要があります。
冬場は低温により硬化時間が長くなり、夏場は高温により短縮される傾向にあります。
湿度も硬化プロセスに大きな影響を及ぼし、雨や高湿度の日は避けた方が良いでしょう。


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□雨天時にコーキング作業を避ける理由とは?

雨天時にコーキング作業を行うことは避けるべきです。
雨が降ると、コーキング材が適切に硬化しないリスクが高まります。


特に外壁の作業では、古いコーキングを取り除くことで建物に水が浸入しやすくなります。
また、湿気が高い環境では、コーキング材が正しく乾燥せず、最終的には劣化や損傷の原因となる可能性があります。


さらに、雨の日は外壁が濡れており、コーキング材がしっかりと密着しないため、防水性能が十分に発揮されないことも問題です。
これらの理由から、コーキング作業は晴れた日、特に湿度が低い条件下で行うのが最適です。

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□まとめ

コーキングは作業の中でも重要な部分を占め、正しい硬化プロセスの理解と適切な作業条件の選択が成功の鍵です。
硬化過程を把握し、種類別の硬化時間を考慮した上で、計画的に作業を進めましょう。

また、雨天時の作業は避け、最適な条件下でコーキングを行うことで、耐久性と防水性を高められます。
コーキングを行う際はあらかじめコーキング材の乾燥時間を把握して、余裕をもって作業に取り組むことが重要です。


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