台風で外壁が剥がれた!修理費用は火災保険でまかなえる?



台風で外壁が剥がれてしまった。
持ち家オーナーにとって、それは大きな不安ですよね。

「修理費用はどれくらいかかるんだろう。」
「火災保険でまかなえるのかな。」
そんな疑問や不安をお持ちのみなさんのために、今回は台風による外壁の剥がれに対する修理費用や火災保険の適用条件について解説していきます。
安心して適切な対応ができるよう、一緒に詳しく見ていきましょう。

台風で外壁が剥がれた!放置するとどうなる?

台風で外壁が剥がれたまま放置すると、雨漏りや住宅の腐敗など、深刻な被害に繋がることがあります。

1: 雨漏り

外壁は雨水から住宅を守る重要な役割を担っています。
外壁が剥がれてしまうと、室内に雨水が侵入し、雨漏りが発生する可能性があります。
雨漏りは、壁紙の剥がれやカビの発生、木材の腐敗など、さまざまな二次被害を引き起こすため、放置せずに早急に修理することが大切です。

2: 住宅の腐敗

外壁には防水機能が備わっており、これが剥がれることでその機能が低下してしまいます。
防水機能が低下した外壁は水分を吸収しやすくなり、歪みが生じ、ひび割れに繋がります。
ひび割れからさらに水が侵入し、住宅の腐敗を招く可能性があります。
特に木造建築の場合は、腐敗が進行しやすく、最悪の場合、土台や基礎部分まで腐敗し、倒壊のリスクも高まります。

3: 見た目の悪化

外壁が剥がれると、住宅の外観が損なわれ、美観を著しく損ねてしまいます。
近隣住民からの評判を落とすだけでなく、住宅の価値が下がる可能性も考えられます。
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外壁の修理費用は火災保険でまかなえる?

火災保険が適用されるには、いくつかの条件を満たす必要があります。

1: 自然災害による被害であること

火災保険で補償される自然災害には、台風、風水害、雪災、雹災などが含まれます。
外壁の破損がこれらの自然災害によるものであることが証明できれば、火災保険の適用が期待できます。

2: 被害から3年以内であること

自然災害による被害から3年以内に保険会社に申請しなければ、保険金を受け取ることができません。
これは、保険法で定められた消滅時効によるものです。
ただし、保険会社によっては時効の期間が異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

3: 損害額が20万円以上であること

一般的に、外壁の損害額が20万円以上でないと、火災保険の保険金は受け取れません。
これは、保険会社が保険金の支払いを判断する基準であり、契約内容によって異なる場合があります。
また、免責金額が設定されている場合もあります。
保険金を受け取れると思っていたのに、適用外だったということがないように、事前に保険証券をよく確認しておきましょう。

まとめ

台風で外壁が剥がれた場合、放置すると雨漏りや住宅の腐敗など、深刻な被害に繋がることがあります。
また、火災保険で修理費用をまかなえる可能性もありますが、自然災害による被害であること、被害から3年以内であること、損害額が20万円以上であることなど、いくつかの条件を満たす必要があります。
外壁の修理費用は高額になる可能性があるため、早めに相談し、適切な対応を取るようにしましょう。
保険金についても、事前に保険証券をよく確認し、適用条件を理解しておくことが大切です。


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